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平成２４年２月２３日（木）調査特別委員会（百条委）は委員会への出席を拒否する親族企業『㈱T・G・F』の元役員２人（田丸加代子及び谷川富貴）の処遇で意見が飛び交った。
谷川・金子氏を守るために委員会に出席しているような自民党・金子・谷川派の委員と公明党・織田長委員の発言は聞いていて「ヘド」が出そうだったが、聞いてて唸るような珠玉の発言もあった。
今日は橋村松太郎委員の発言を備忘録から引用し、多くの県民に長崎県議会の真実を知ってもらいたい。
【橋村松太郎委員】いろいろ発言があったわけですけど、原点に立ち返って、じっくり考えを整理していただきたいと思いますよ。何ゆえにこの１００条委員会を設置したのかということから始まると思うんです。
私自身は、このリース制を提案してきて、これが善良に管理されて、営農が持続されていって、そして食料自給率の向上にという思いがあったんです。だから、誠意を持って取り組んでもらいたいと。しかし、私は、これは邪推かもしれないけど、不純な動機からスタートをしたんではないのかという思いがあったんです。だから、これは徹底して解明しなければならない。それが我々の責務だと思っておったんですよ。
おそらく皆さん方も、事実を解明して明らかにする、県民にきちっと整理をしてつまびらかにすることこそが我々議会の使命であるという思いでこられたと思うんです。先ほどから、その女性の方々が公人ではない、私人だというような言い方だけれども、会社の役員というのは、これはまさに公人ではないですか。
法律に基づいて登記されているんですよ。あるいは会社そのものもダミー会社ですか、そうではないでしょう。そこのスタートがあいまいということ自体が問題があるんですよ。だからこそ、そこを究明しようとしてるんじゃありませんか。それをなんでここら辺りで、こういう文書が来たから、こうやって出頭拒否が来たから、やむを得ないじゃないかと。何の理由があるんですか。正当な理由とは何ですか。誠意をもって事実を明らかにすることこそが我々議会の使命ではありませんか。会社を設立した、名前を刷られた人間として、ただ名義を貸しただけですよって、そんないいかげんなことが許されますか。（「許されないよ”」と叫ぶ者あり）法に基づいて設置しているんですよ。
（「そうだ！」と応える者あり）関与が薄かったからどうのこうのではないんですよ。薄ければ薄いで、ここに来て証言すればいいじゃないですか。（「そのとおり」と応える者あり）なんでそれを要求しないんですか、あなたたちは。一方的な思い込みだけで、そして、私人だから、女性だからというような、もってのほかなんですよ。事実を解明する。また、人権云々と言われるけど、なぜそれであったら、今まで委員長を制しなかったんですか。今まで容認してここまで来てるんではないですか。弁護士まで来ておったではないですか。それでクレームが付きましたか。それを容認してここまで来ておりながら、今や我々のこの１００条委員会の運営自体に問題があった、委員長の采配に問題があったというようなことを容認しようとしている姿勢ではありませんか。卑怯千万だ。（「そうだ！」と応える者あり）正義とは何ぞや。。（「そうだ！」と応える者あり）県民から負託を得た県議会議員でありますよ。そして、この大事な法に基づいて設置された１００条委員会ですよ、その委員なんですよ。責任を果たすべきではありませんか。。（「そうだ！」と応える者あり）私は、今日のこれを見た時に、もうこういう形で出頭拒否をなされるならば、法的手段で訴える以外にはないと、そう思っているんですよ。（「そうだ、よしやろう」と応える者あり）
そして、逆に証言を拒否するというのは、自分の不利な場合には証言を拒否することが許されているんですよ。黙秘権も許されているんですよ。それは、、自分の不利になる場合にですよ。ということは、事実、自分に後ろめたさを自覚しておると、私はこれを見た時にビックリしましたよ。ああ、もう犯意を認めているんだなという思いでしたよ。そうでなければ、自分たちに抱かれた疑惑をここで晴らせる、最高の場ということで、喜んで参りますよと言うのが当然ではありませんか。。（「そのとおり！」と呼ぶ者あり）
我々は、そこで押し付けて、そして、犯罪者扱いをしようという思いはないんですよ。疑惑を持たれているから、清廉潔白であればそのとおり、世の中の疑惑を晴らすいい機会ではありませんか。それすら、その権利すら拒否しているんではありまさえんか。（「そのとおり、そのとおり」と応える者あり）逆に言えばですよ。（「全くそのとおりだ！」と応える者あり）
だから、先ほど小林委員からも話がありましたけれど、出頭を拒否するというのは、本人が出頭して事実を明白にしたいという思いをも抑えてしまっているじゃないかという思いであったと思いますよ。（「そのとおり！」と応える者あり）だからこそ、ぜひ来てもらって、そして事実を話してもらえばいいんですよ。（「難しいことはないよ、何も」と叫ぶ者あり）
それをなんであなたたちがそう言われるのかと、全く理解できない。県議会議員としての自覚はどこにあるのか、委員としての自覚、認識、責任はどこにあるのかと、私は問いたいと思っております。
結論から言えば、委員長の采配に今後もお任せいたしたいと思います。（「よし、決まった！」と応える者あり）
以上が胸のすくような橋村松太郎委員の意見だった。
そしたら、すかさず、スカンク織田長の「最後っ屁」みたいな「人権がどうだ、こうだ」と、臭すぎて鼻も腐るような、お決まりの発言があった。悪い事した奴が最後に持ち出す最終兵器が「人権、人権」である。
